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「表記ゆれ」とは?

今回紹介させていただくのは「表記ゆれ」についてです。

「表記ゆれ」とは、同じ意味を表す単語なのに、異なる表記が混在している状態を指します。

(例文)
私たち文字工房燦光は、お客様にとって「ベストな校正」とは、お客さまに「合う形」でお応えすることであると考えています。
お客様の文字に関するお悩みに寄り添い、きめ細かなサービスを提供いたします。どんなお悩みでも、まずはお気軽に私達にご相談ください。

上記の文章のように、

「私たち」と「私達」
「お客様」と「お客さま」

のような漢字とひらがなの「表記ゆれ」です。
漢字の“とじひらき”なんて表現することもあります。(閉じる=漢字にする、開く=ひらがなする)

「表記ゆれ」には、漢字とひらがな、カタカナの使い分け、送り仮名、外来語、数字や記号の表記方法、英数字の全半角などがあります。

例えば、

「馬」と「ウマ」
「行なう」と「行う」
「コンピュータ」と「コンピューター」
「パソコン」と「PC」
「1万人」と「10000人」と「10,000人」
「1か月」と「1ヵ月」と「1カ月」と「1ヶ月」と「1ケ月」
「%」と「パーセント」
「(株)」と「株式会社」
「アメリカ」と「米国」
「サン・フランシスコ」と「サンフランシスコ」
「TEL:03-5962-3530」と「TEL:03-5962-3530」

などです。
 
事前に表記ルールが決まっていない場合や複数人での執筆時に起きやすいです。

「表記ゆれ」のある文章は、読み手に負担をかけてしまいます。何か意図して表記を分けているのか予測して読まなくてはならないからです。また、「表記ゆれ」がそのままですと、文章を推敲していない印象を与えます。一貫性のない文章は誤解を招く表現が生まれ、ブランドイメージの低下にもつながります。

弊社では「表記ゆれ」の洗い出しのご依頼も承っております。
お気軽にお問い合わせください。

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