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「過去号を参考にしよう」

カタログや雑誌など定期的な刊行物を制作・校正している際、「どうも表記や体裁が統一できていない…」そんな経験はないでしょうか。そういった時はまず過去号を参考にしましょう。

DTPオペレーターが任意で修正した箇所が、実は過去のものと統一ができておらず、結果的に別のページとの不揃いが起きてしまうということはよくあります。

フォーマットや体裁は過去号に則したものになっているか、文言の揺れは過去号で使われているものと揃っているか、そういった部分を気にしながらチェックしていけばより良い制作物に仕上がっていきます。

当該ページだけを見たとき、問題ないように思えても、過去号を見ることで気づけることもあります。例えば、奇数ページが右ページにくるよう作成していたが、過去号と見比べをしたら奇数ページと偶数ページの左右が逆だったということもあり得ます。

また、過去号に入っていた要素の抜け落ち等にも気付くことができます。ページ末尾に入るべき注記文言が今号には入っていない、大事なロゴやマークが抜けてしまっているなどです。

その他にも、毎回ルビを振っている箇所にルビがついていない、赤く強調表記すべき箇所がスミ文字(黒文字)になってしまっている、ノンブルやツメの位置がずれている、合番が抜けている…など、過去号と見比べることで気づけることは沢山あります。

気になることがあってもなくても、過去号を参照した方が良いでしょう。

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